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 さて、アニメ「Steins;Gate」も、残り1話を残すだけとなりました。ここで、わたしが思った疑問点をまとめ、さらに、未来のオカリンから送られたビデオメールに基づいて最終回の展開を考察してみようと思います。疑問点については私の見落としや思い違いも含まれるかもしれませんので、ご容赦ください。なお、わたしは原作未プレイなので、アニメ版のみを対象にしたいと思います。

 ちなみに、この記事のサブタイトル「残光のフラグメント」に「特に意味はない」ですw。

1. 残された疑問

1-1. 鈴羽ちゃんの母親は誰か?

 未来からやってきた少女、鈴羽ちゃんですが、彼女の父はダルくんであることは判っています。しかし、お母さんについては未だ明確になっていません。候補としては、綯ちゃん、フェイリスちゃん、そして、萌郁さんが考えられます。まゆりちゃんについては、α世界線におけるまゆりちゃんの死があるため、候補から外しています。

 ダルくん自身はフェイリスちゃんを希望すると思われますがw、わたしとしては綯ちゃんが鈴羽ちゃんの第1候補の母親ではないかと思っているところです。フェイリスちゃん自身は、ストーリーの関係上、オカリンに惹かれているようですし、何か特別なイベントがない限り、フェイリスちゃんとの距離は縮まらないかなーと思っています。

 萌郁さんを候補に挙げているのは、鈴羽ちゃんと萌郁さんは、どことなく似た印象があるんです。髪の毛なんかはダルくんに似ているのですが、全体の雰囲気が似ている。

 なぜ、綯ちゃんかというと、まぁ、大穴を狙ったわけですがw、鈴羽ちゃんの綯ちゃんに対する接し方を見ていて、妙に違和感を感じなかったんですよね。ダルくんは研究所に出入りしているわけですし、綯ちゃんとの接触も頻繁に行われていたはず。その辺りがポイントでしょうか。

 そうすると、綯ちゃんのお母さんが、どんな人かが気になりますよね。

1-2. 脅迫メールを送ったのは誰か?

 これもストーリーでは明確になっていませんが、今のところ、Mr.ブラウンが送信していたのではないかと思っているところです。オカリンのメールアドレスは萌郁さんから入手できたでしょうから、割と、この線は濃厚ではないかと思っています。また、Mr.ブラウンがラウンダーの元締めであったことでもありますし。

 ただし、メールの内容までMr,ブラウンが作っていたかどうかは怪しいと思っています。単なるエージェントがSERNの研究内容にまで首を突っ込んでいたとは考え難い。文章だけならともかく画像まで作ってますしね。SERNでメール内容を作った人物、つまり、タイムマシン研究者であり、ダルくんのパソコンに逆アクセスしてきた人物が居ると考えています。

1-3. SERNにおける時空転移研究の主導者とDr.中鉢

 さて、ストーリー上、既に忘れ去られようとしていますがw、SERNでも時空転移研究を進めているわけです。世界中のタイムマシンに関する情報を集め、さらに、巨大な設備を使って人体実験まで実行していた主導的人物が存在しているはずです。

 今のところ、その人物については何もわかっていません。これについては、別のストーリーが作れそうですよねw。そんな人物が、少々問題あるとはいえ、時空間転移を研究していたDr.中鉢の動向をチェックしていない、ということがありえるでしょうか?。

 この主導的人物とDr.中鉢は、α世界線において、何らかの繋がりがあったのではないかと推測するわけです。例えば、Mr.ブラウンがSERNに送るために集めてきた情報を吟味する役目としてDr.中鉢が居ても不思議ではないと思われます。つまり、上述の脅迫メールの内容に、Dr.中鉢は関与している可能性があるわけです。

 また、脅迫メールの内容とタイミングを見ていると、SERN側にも、オカリンと同じようなリーディングシュタイナー能力(以下、RS能力という)を備えた人物(ただし、オカリンほど明確に覚えているわけではない)がいるように思えています。

1-4. 未来ガジェット研究所の所在位置

 電話レンジ(仮)単体では、Dメール現象を発生させることはできないわけで、階下のブラウン管と協働して初めてDメール現象を発生させています。つまり、未来ガジェット研究所はブラウン管工房の上に存在しない限り、Dメール現象が観測されることはなかったはずなのです。この位置関係は偶然なのでしょうか?。

 鈴羽ちゃんが1975年に時空転移した世界線で、Mr.ブラウンは彼女(橋田鈴さん)と会っています。また、Mr.ブラウン自身は否定していますが、IBN5100を捜し求めていたことも彼女から聞いていたのではないでしょうか?。

 だとすれば、橋田鈴さんから何らかの示唆を受けて、ブラウン管工房をあの地に開業し、さらに、その上の部屋をオカリンに未来ガジェット研究所として貸しているような気がするのです。

 また、別の案もあるんですが、上述のSERNにおけるRS能力者の指示で、あの地を使ったという案です。こちらは、全くの創作になりますけどね。

 上述ではMr.ブラウンを単なるエージェントと考えていますが、あるいは、彼自身も研究員の一人で、電話レンジ(仮)とブラウン管の位置関係を作った可能性も捨て難いです。

1-5. 萌郁さんの撮影癖

 萌郁さんは初登場のときから頻繁に携帯電話のカメラで周囲を撮影していました。あの行動は、後のストーリーを考えると「自らの所在を求めていたから」という理由なのだろうと推測しますが、ほんとうに、それだけなのでしょうか?。

 萌郁さんも、不完全ながらRS能力を持っていて、度々、記憶の齟齬を生じており、自分の記憶を確かめるために、周囲の風景を撮影していたんじゃないかなーと考えています。

 また、別の見方をすると、彼女はラウンダーであり、IBN5100を探し求めていたわけで、その手掛かりを探すために、秋葉原の風景を撮影していた、ということも考えられます。


1-6. タイムマシン「FG-204 2nd Edition Ver. 2.31」は、どうして放置されていたか?

 未来のダルくんだけで製造されたタイムマシン「FG-204 2nd Edition Ver. 2.31」はラジ館の屋上に食い込む形で擱座していたわけですが、長期に渡って放置状態にあったのは、何故なのでしょう?。この点は、かなり不自然ですよね。

 映像を見る限り、報道関係もやってきていたようですが、警察や政府関係の人影が見えません。普通、これだけのものが突然に出現したら、それこそ、UFO騒ぎでしょうw。見たところ、タイムマシン自体に光学迷彩などが施されているわけではないので、誰の目にも映っていたはずです。

 わたしは、ここにも、SERNの影が見え隠れしているような気がしてならないのです。つまり、SERNの指示により、政府関係筋は放置していた。鈴羽ちゃんが、いくら未来人だったとしても、現在の政府を黙らせることは不可能でしょう。政府に圧力をかけられるほどの力を持った組織、そして、ラウンダー(Mr.ブラウンや萌郁さん)を使ってラジ館の出来事を黙殺させうるほどの組織、それをSERNと考えるのは、あながち、外れてはいないと思っています。

 それにしても、あの状態で落下する人口衛星なんて、普通に考えても有り得ないですよねw。その点も含めて、偽の情報を流させた組織が存在しそうです。

1-7. IBN5100を奉納した人物

 秋葉原でIBN5100を最初に入手していたのは、フェイリスちゃんのお父さん、秋葉 幸高さんでした。しかし、神社に奉納したのも、同一人物でしょうか?。神社に奉納した人物は、いつか若者が取りにくるから預かってくれ、と言い残しています。幸高さんが、そんなことを言うとは思えません。

 最初に神社に奉納した人物、それは1975年に跳躍した鈴羽ちゃん(橋田鈴さん)、もしくは、Mr.ブラウンではないかと推測します。

 鈴羽ちゃんの場合は、割と素直な推理で、単に、IBN5100を発見し、身近に置いておくのが危険であること、それから、オカリンから事情を聞いていたこと、を考慮したために、神社に奉納したと推測できます。

 Mr.ブラウンの場合、鈴さんからIBN5100のことを度々聞いていたため、IBN5100を発見したときに、奉納したと推測しました。もちろん、SERNからIBN5100奪還指令が出る前の話。

 世界線移動で、幸高さんにフェイリスちゃんの身代金のために、IBN5100を高額買取した人物は、もしかすると、Mr.ブラウンかラウンダーの一員ではないでしょうか。もちろん、フェイリスちゃんを誘拐したのもラウンダーだったりしそうです。

1-8. SERNは、どうしてIBN5100を必要としたか?

 実は、SERNがIBN5100を必要とする理由が良くわからないのです。機密漏洩を防ぐためとも考えられますが、SERNほどの機関ならば別の手段で守ることも可能なはずです。また、SERNほどの研究機関ならば、IBN5100と同等の機能を持つコンピュータを製作することは決して困難ではないと思われます。

 実際、実機である「IBM5100」に搭載されたプログラミング言語APLを他のパソコンに実装することは可能ですしね。

 IBN5100はオカリンたちには必要なものであっても、SERNにとっては、あまり重要なものではないような気がするんですよね。それでも、わざわざ、ラウンダーを動かしてまでIBN5100を入手しようとしたところに疑問が湧くわけです。

 もしかすると、SERN内部に、α世界線からβ世界線へ移動することを阻止しようとする人物がいるのかもしれません。まぁ、SERNの天下ではなくなるわけですしね。でも、そうすると、SERNの内部に世界線移動を意識できる人物が居ることになりそうですよね。

1-9. 中鉢博士の会見は、どうして中止になったか?

 第2話において、中鉢博士の会見は中止になっています。結局、このために、父と娘は最悪の対面をせずに済んでいます。この会見中止の理由については、物語上、あまり語られていません。これも、最終回を迎えるにあたってのポイントかもしれません。

 う~ん、もしかして、屋上に擱座したタイムマシン「FG-204 2nd Edition Ver. 2.31」の調査依頼が来たから中止になったとかいう話もありそうだなーw。

2. 思考実験

 さて、ここからは、未来のオカリンが送ってきたメッセージに基づく紅莉栖ちゃん救出方法の検討です。もちろん、最終回で全く違う方法で救出されることも考えられますw。

2-1. 世界線移動間における記憶維持

 今までのストーリーで、世界線移動前(ダイバージェンス1%未満の世界線移動に限るかもしれない)の記憶をオカリン以外の人物も維持していることが判っています。オカリンのRS能力は脳の奥深く(ナイトヘッド部分か?)に記憶される世界線移動前の記憶を意識に挙げ易くする能力といえます。

 では、α世界線からβ世界線に移動した場合は、どうなるのでしょうか。ダイバージェンスは1%を越えていますが、世界線移動前の記憶をオカリンは維持しています。つまり、他の人物、紅莉栖ちゃんも、世界線移動前の記憶を維持している可能性があるわけです。

 未来のオカリンは「過去の紅莉栖に未来の死を観測させろ」という感じのことを言っています。

 例えば、Dメールを使って紅莉栖ちゃんの死を紅莉栖ちゃん自身に伝えるという意味にもとれます。実際、オカリンは紅莉栖ちゃんの携帯メールのアドレスぐらいは覚えている可能性があるわけです。しかし、このDメールを使った方法だと、やはり過去改変にあたるのではないかと思われます。何故なら、人間の脳、あるいは、意識の外で起こったことを観測してしまうからです。また、紅莉栖ちゃんが受け取ったメールを悪戯メールと判断してしまう可能性もあります。

 つまり、人間の脳内だけで観測させれば問題はない。そのために、紅莉栖ちゃんに世界線移動前の記憶を呼び起こさせることが出来れば、矛盾は解決しそうです。紅莉栖ちゃん自身が、外部からの決定的な刺激(例えば、Dメール)なしに、自分の意志で危機回避行動をとれば命を救うことも、タイムマシン論文を破棄することも、可能ではないかと思われます。

 そのために、未来のオカリンは「クリスティ~ナ」というあだ名を現在のオカリンに想起させたのではないでしょうか。紅莉栖ちゃんが「クリスティ~ナ」に反応するか否かが分岐点なのかもしれません。

2-2. 携帯電話による誤情報の送信

 「世界を騙せ、最初の自分を騙せ」と未来のオカリンは告げています。これが難解でした。第23話で、タイムマシンに乗る前に、オカリンは携帯電話を置いていっています。携帯電話の使い方が鍵なのかもしれません。タイムマシンで過去に遡った未来のオカリンが携帯を使って、紅莉栖ちゃんに誤情報を送信し、ラジ館に来させないようにし、さらに、過去のオカリンに誤情報を送信し、二人の行動を操作することも可能だと思います。つまり、故意にラジ館に来させないようにするわけですね。


2-3. 中鉢博士の会見を阻止

 第2話では、何らかの理由で中鉢博士の会見は中止になっています。その場合、紅莉栖ちゃんは生存し、親子の不和は続きますが、その後に、オカリンが紅莉栖ちゃんを嫁にするwという名目で会いに行けば、不和は解決しますw。そういう約束してるしw。また、そうすれば、紅莉栖ちゃんの論文をさりげなく破棄することも出来そうです。

 ただし、中鉢博士の会見を阻止する具体的な方法が、今のところ見えて来ないです。未来からやってきたオカリンが先に中鉢博士に会って、彼の論文を完膚なきまでに撃破してしまうという案、あるいは、誤情報を流すという案が考えられます。

2-4. オカリン交替

 具体的な解決策になってないし、タイムパラドックス的に問題があるかもしれませんが、過去のオカリンと未来のオカリンを交換してしまうという案もありそうです。第23話を見る限り、同一人物が同じ時空に存在していても、直ぐに何か事故が発生することはない(同一人物が対面してしまうと駄目)ようなので、二人を交替させても問題はなさそうです。この場合、過去に残った未来のオカリンは、世界を騙すことになるのではないでしょうか

以上ですが、最終回まで未だ間があるので、追記や追加をするかもしれませんw


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