さて、第4話が放映されたので、ちょっと考察を進めてみました。
・監視される魔法少女、そして、監視外の魔法少女
キュゥべえと契約した者あるいは仮契約した者は、キュゥべえを介してテレパシー?で会話できることが描かれています。ここで気になったのですが、キュゥべえを介するということは、心の声あるいは心理状態がキュゥべえに筒抜け、ということを意味するのではないか?ということです。
キュゥべえの言動を見ていると、まどかちゃんたちの思考を読み、常に先手を打っている感じがします。この先手を打てるのは、まどかちゃんたちの心の会話を聞いているためと思うのです。
つまり、魔法少女たちは、常に、キュゥべえに監視されているとみてよいと思います。
ただし、ほむらちゃんだけが例外のように見えます。第1話で彼女はキュゥべえに危害を加えていますが、監視されているなら、そんなことにはならないわけで。もちろん、二人で示し合わせたフシもない。
ほむらちゃんが魔法少女になった経緯を知りたいところです。恐らく、キュゥべえとは関係なく魔法少女になったのだと思われます。
・さやかちゃんの思いの行方
ネットだと、上條くんはミュンヒハウゼン症候群で、自ら事故を起こし、左手を潰したという説が流れていますね。わたしも、かなり有力な説だと思いますが、映像では、彼が才能に行き詰まりを感じたというシーンが見られないことが、気になります。
どちらにせよ、さやかちゃんの思いは空振りしそうな雰囲気ですね。失恋の影響が、戦いに出ないといいのですが…。
・ソウルジェムとグリフシード
グリフシードは、ソウルジェムの穢れを吸収する働きがあることが映像で語られています。このシーンですが、少し不思議に思いませんか?。なぜ、魔法を使うとソウルジェムは穢れるのでしょう?。ここなので、疑問点は。
いろいろと説はあると思うのですが、魔法の源が魔法少女の願い(=魂)でありながら、魔女を倒すために破壊的な力を行使するために、願いが穢れるのではないか、と考えました。つまり、穢れは、目的のためなら、破壊行為もいとわず行うためのツケというわけです。
一方、グリフシードは、願いから発展した欲望の塊といえそうです。もしかすると、ソウルジェムが穢れに満たされるとグリフシードに変化するのかもしれませんね。
ソウルジェムにしても、グリフシードにしても、出所と行き先が判らないところが気になります。この物語の一つの鍵が、この二つにあると思います。
・魔女に見える者の正体
実は、気になっていたのですが、映像上、魔女として描かれているアレは、ほんとうに魔女なのでしょうか?。魔女と呼ばれていますが、誰かの魂の形という感じがするのですよね。その魂を魔法少女側あるいはキュゥべえ側から見ると魔女に見えるだけのような感じがするのです。
実際、魔女でなくて、魔物でもいいわけなのに、なぜ、魔女なのか?。
魔女の正体は何なのか?これからの映像に期待します
(今までの考察)
・「ループ説」と「鏡の国のアリス説」
・マミちゃんについて
・上條くんについて
・キュゥべえについて
・その他、雑考察[1回]
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