・科学と魔術が交差するとき
キュゥべえが魔法少女に対して行ったことは、魂の分離とそのハードウェアへの転送した。このシーンを見て、アニメ「ゼーガペイン」の幻体とホロメモリの関係によく似ているなぁ、と思いました。
つまり、魂という名の幻体データがソウルジェムという名のホロメモリに量子転送され、肉体はホロニックローダーと化した、という感じでしょうか。実際、「ゼーガペイン」でも、ホロメモリを破壊されると幻体データは消失しますしね。
魔術によって、幻体データ化された存在、それが魔法少女なのかもしれません。
今回、さやかちゃんが痛覚を遮断する術を覚えましたが、「ゼーガペイン」における痛覚欠損症のナーガが、自らの理想のために人類を滅ぼした話を思い出しました。
痛みを忘れたさやかちゃんが、仁美ちゃんや恭介くんたちに対し、愚行に走らないことを祈ります。また、痛覚を失い、魔法を使いまくってソウルジェムが穢れないことを祈ります。
・キュゥべえとセバスチャン
さて、キュゥべえが悪魔であることは、ほぼ確定のようですが、悪魔というと、一人の執事を思い出しますね。今回の契約について、キュゥべえとセバスチャンの違いを考えてみましょう。
まぁ、結局のところ、前払いと後払いの違い、という感じなのでしょうか。セバスチャンの契約は後払いで、契約を果たした後にシエルの魂を喰う。一方、キュゥべえの契約は前払いで、先に奇跡を起こして、魔法少女に自らの食料となるグリフシードを集めさせる労働を課す。
もっとも、キュゥべえの場合、諸条件を少女たちに提示せずに契約を結んでいますので、ほとんど詐欺ですw。でも、キュゥべえは、人間とは価値観が異なるので、そういうことも通用しません。どちらかというと、セバスチャンの方が良心的と言えますw。確かに、セバスチャンも価値観は人間とは異なるわけですが、契約者に合わせようという努力をしているからですw。
見た目が愛らしいキュゥべえの方が性質が悪いですなw。きっと、腹の中はグリフシードのように真っ黒なんだと思いますw。
・マミさんについて
今回の話で、マミさんはソウルジェムの秘密を知らなかったようなので、やっぱり、ソウルジェムごと魔女に喰われてしまったんですね。ゾンビの体なので、頭部を失っても、復活できるのでは?、と思っていたのですが。あとは、魔女化して復活か?w。
今回、ソウルジェムの秘密を知った魔法少女(ほむらちゃんを除く)は生き残れないような気がします。重要な秘密を知った人間は、都合良く消されていく感じがしますねw。
・雑考察
「ワルプスギスの夜」についてですが、もしかすると、これが、まどかちゃんが魔法少女になる切欠となるため、ほむらちゃんが警戒しているのかも。
(追記 20:58)
・ワルプスギスの夜
ワルプスギスの夜についてですが、もしかすると、第1話のまどかちゃんの夢のシーンが、それなのかもしれません。まどかちゃんが、魔法少女になる切欠であり、ほむらちゃんが阻止したかったことが、あのシーンにあるような気がします。
あのシーンのほむらちゃんが、唯一、全力で戦っている感じがしますね。
・胸の宝石
見返していて気がついたのですが、杏子ちゃんが魔法少女に変身したときに胸に現れる宝石は、父親が着けていたものと同一のものか、同じ形のものみたいですね。この辺りに、彼女の思いが込められている気がします
(今までの考察)
・「ループ説」と「鏡の国のアリス説」
・マミちゃんについて
・上條くんについて
・キュゥべえについて
・その他、雑考察・監視される魔法少女、そして、監視外の魔法少女
・さやかちゃんの思いの行方
・ソウルジェムとグリフシード
・魔女に見える者の正体・魔女は何を捕食するのか?
・グリフシードと魔女の関係
・指先の印・ほむらの力
・キュゥべえの食料
・マミさんの行方
・ソウルジェムと魔法少女の姿[3回]
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