Vine Linux 4.1への無線LANセットアップ編です。
今回、無線LANカードは、バッファロー社製「WLI3-CB-G54L」です。基本的に、この無線LANカードにはLinux専用のドライバというものは無いらしく、Windows用ドライバにラッパーを使って動作させるようです。まずは、以下のように肝心のドライバを入手します。
# wget ftp://ftp.support.acer-euro.com/notebook/aspire_3020_5020/driver/80211g.zip
# unzip 80211g.zip
※ちなみに、バッファロー社製サイトから持ってきたドライバでは、うまく動きませんでした。
次に、ドライバを展開したフォルダに移動してラッパー「ndiswrapper」を使ってドライバをインストールします。ndiswrapperは、Vine Linux 4.1では、標準実装されいるようです。他のディストリビューションでは、コンパイルから必要になるかもしれません。
# ndiswrapper -i bcmwl5.inf
# ndiswrapper -l
Vine Linux 4.1にはWLI3-CB-G54Lを動かせるbcm43xxというモジュールが既に組み込まれているそうですが、WLI3-CB-G54Lに対しては正常に動作しないらしいです。このbcm43xxが組み込まれたままだと、こちらが使われてしまい、ndiswrapperが使えませないので、このbcm43xxを外します。
#rmmod bcm43xx
PCを起動する度にコマンドを打ってモジュールを外すのは大変です。起動の度に組み込まれないように、/etc/modprobe.d/blacklistに以下の内容を追加します。
blacklist bcm43xx
次に、起動時にndiswrapperを読み込むために、以下のコマンドを実行します。
# ndiswrapper -ma
# /sbin/depmod -a
# modprobe ndiswrapper
また、/etc/modprobe.confにも、以下の一行を追加します。
alias wlan0 ndiswrapper
以下のコマンドで状況を確認します。
# iwconfig
無線LANのアクセス先を/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-wlan0を編集して設定します。
以下は、一例。
NAME="WLI3-CB-G54L"
DEVICE=wlan0
ONBOOT=yes
USERCTL=no
BOOTPROTO=dhcp
PEERDNS=yes
ESSID=XXXXXXXXXX
KEY=xxxxxxxxxx
そして、無線LANで接続します。
# ifup wlan0
参考URL:
http://blog2.arazio.net/archives/2007/03/vinelinux41wlic.html
http://qwamonuegwi.blog90.fc2.com/blog-entry-5.html
http://blog.livedoor.jp/wxgdy972kenken/archives/51002679.html
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