お正月休みを使って、古いPowerBookにコンパクトフラッシュを使ってシリコンMac化を行ってみました。PowerBookのハードディスクは、SCSIインタフェースなのですが、ARTMIX.COMさんから発売されているSCSI-CFアダプタで、シリコンMacにしました。
まずは、PowerBookのハードディスクの取り出しですが、こちらのサイト参考に分解です。なお、PowerBook 540cの分解には、特殊な星型ドライバが必要になります。このドライバは、秋葉館さんで、購入しました。
さて、首尾よく分解できたところで、予め用意した2GBのコンパクトフラッシュをSCSI-CFアダプタに装着して、本体に戻します。
再インストールに用意したOSは、漢字Talk 7.5.1 CD-ROMです。このCDをMacでブート可能なCD-ROMドライブに挿入し、Macを起動します。
ここで、問題が発生…、無事に起動できたのですが、OS付属のフォーマッタでは、2GBのハードディスクを認識しなかったのです…。
古いSilver Liningを使っても、うまく行きません…。途方に暮れていたのですが、ふと別のフォーマッタを持っていたような気がしたので、古いMac用ソフトをバタバタと探し回りました。68K Macエミュレータ(Basilisk II)を使ったりしていたので、未だ、結構持ってるのです。探してみると…、有りました〜、Drive7というフォーマッタを発見し、使ってみると…上手くハードディスクを認識し、フォーマットできました。
しかし、OSを7.5.1から7.5.3にアップデートする際にも、アクシデントが…。OSをアップデートした後には、再起動しなければならないのですが、再起動直後に、止まってしまうのです…。いろいろ調べた結果、Drive7のマウントドライバをインストールしなかったために、ハードディスクをうまくマウントできなかったことが判明。このドライバをインストールすると、上手くいって、最終的には、漢字Talk 7.5.5までアップデートできました(^ ^)。
なお、こぼれ話ですが、Microsoft Officeをインストールしたら、やはりハングアップしてしまい、結局、OSを再インストールすることに…(汗)。
その後は、順調にインストールとセットアップが進み、非常に静かに動くPowerBookを手に入れました(^ ^)。
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